江戸人足と江戸村役(上)
江戸人足・江戸村役とは?
江戸時代、徳島藩では藩内の村々から百姓が徴発され、江戸の藩邸で雑務にあたる人足がいました。これを江戸人足・江戸村役といいます。これらは百姓の夫役(領主に対する労役奉仕の義務)の一つでした。ここでは那賀郡小仁宇村(現那賀町)で江戸時代に庄屋を勤めていた秋本家に残る史料から、人足を出すことになった村がどのように人を雇い、費用などを負担していたか、その一端を探ってみました。
江戸人足・江戸村役とは?
江戸時代、徳島藩では藩内の村々から百姓が徴発され、江戸の藩邸で雑務にあたる人足がいました。これを江戸人足・江戸村役といいます。これらは百姓の夫役(領主に対する労役奉仕の義務)の一つでした。ここでは那賀郡小仁宇村(現那賀町)で江戸時代に庄屋を勤めていた秋本家に残る史料から、人足を出すことになった村がどのように人を雇い、費用などを負担していたか、その一端を探ってみました。